上伊那地域5か年計画 リニア見据え準備

長野県がまとめた上伊那地域の5か年計画についての説明会が8日、伊那合同庁舎で開かれ、リニア時代に向けて準備を進めていくなどとする内容が説明されました。

県や市町村の職員、およそ90人が参加しました。
県では、5年ごとに県全体や10圏域の5か年計画を定めています。

上伊那地域の計画では、2027年に開通が予定されているリニア中央新幹線の開通を見据えて「世界とつながり、豊かな暮らしが営まれる伊那谷」がテーマになっています。
4つの重点政策が掲げられていて、1つ目は、自動運転技術や木質エネルギーの活用など地域のブランドを充実させる「伊那谷らしく豊かで活力に満ちた暮らしづくり」。
2つ目は、地元に残ってグローバルに活躍できる人材を育成する「伊那谷の未来を担う人づくり」。
3つ目は、中央アルプスの国定公園化や南アルプスのアクセス強化など広域観光を推進する「二つのアルプスを活かした交流圏域づくり」。
4つ目は、田舎と都市圏の二地域居住などライフスタイルの提案やアクセスの整備を推進する「リニア開業を見据えた伊那谷づくり」です。

堀田文雄局長は「リニア開通まで、もう9年しかない。まずはそこに向けて準備を進めていくということが一番の課題になってくると思う」と話していました。

このほか、5年後の観光人口を25万人増やすなど数値目標も示されていて、県では「各自治体と連携しながら、目標達成に向けて取り組みを進めていきたい」としています。




放送日:2018年5月8日(火曜日)