伊那市長選挙 3氏による選挙戦へ

市長選市議選15日告示

任期満了に伴う伊那市長選と市議選が15日、告示されました。
市長選には現職と新人合わせて3人が立候補し7日間の選挙戦に突入しました。
市長選に立候補したのは届出順に
西箕輪中条の白鳥孝さん62歳。無所属現職の2期目です。
坂下の八木択真さん39歳。無所属新人。元市議会議員です。
上牧の三石佳代さん41歳。無所属新人。元会社員です。


白鳥氏 実績とさらなる飛躍を強調

 白鳥さんは午前9時に300人の支持者が見守る中、中央の事務所で第一声をあげました。
白鳥さんは「リニア中央新幹線、三遠南信自動車が開通する10年後の地域の姿、日本の姿を描きながら準備を進める必要がある。農業生産ができ、豊かな水を作る山を育て、再生可能エネルギーを作り出す環境を守る事が将来に向けた地域の形の一つである」と話し「伊那が地方都市のモデルとして注目され、その取り組みが全国に広がる事で日本がさらに元気になる、そんな地域になる事が夢であり、現実的に近いものになっている。さらに先を見据え政策を進めていきたい。」と話しました。
現職の白鳥さんは、子育て支援や農林業振興、企業誘致など、これまでの2期8年の実績を強調し3期目に向け更なる事業継続を訴えています。
また9年後のリニア開通を見据え、バイパスや環状線といった社会インフラ整備の促進のほか、山岳や農業、歴史文化を活かした観光に力を入れていきたいとしています。
白鳥陣営では選挙期間中、市内全域で18回の個人演説会を予定しています。

八木氏 市民の声を聞き活発な行政に

  八木さんは午前9時に60人の支持者が見守る中、伊那市のセントラルパークで第一声をあげました。
八木さんは「一人一人の声がきちんと届く、一人一人の生活に光があたる。
隅々の地域まであかりがともる、そんな当たり前の公平な行政に必ず変えていきます。希望に溢れる若い人たちが夢を見られる、お年寄りが安心できる伊那市を実現していきます。声が届かない、自分たちの要望が届かない、そんな現状を諦めてよいのか。今、立ち上がらないといけません。政治は一部の人間がやるものではなく、みんなで作っていくものです。私は先頭に立ち全力で走ります。どうか私にこの地域の未来を託して一緒に走ってください」と話していました。 
新人の八木さんは、市民の意見を聞き活発な議論を交わす行政に転換するとしています。
子育て支援として小中学校の給食費無償化のほか中高生の部活の送迎や通学交通費を支援するとしています。
農業振興として、新規就農者への農業機械購入などの補助、また販路拡大や営業活動の支援をあげています。
八木陣営では選挙期間中、集会を開く他、SNSを活用して政策を訴えていくとしています。

三石氏 新しい伊那市を目指す

 三石さんは午前9時40分に5人の支持者が見守る中、室町の事務所で第一声をあげました。
三石さんは「副市長が市長になっているこれまでの48年間は、取り巻きが変わらず補助金、制度資金などの使い方が非常に偏っている。市政の赤字は48年間の補助金や制度資金の使い方が原因である事は明らかだ。 昭和、平成が終わるこの時期に市長をかえて歴代市長の責任を追及するべきだ。無駄遣いを見直し、医療、福祉、子育て支援へ予算を切り替える。支えるべきものを支え、活かすべきものを活かしていく。新しい伊那市を私と力を合わせてつくっていきましょう」と話していました。
新人の三石さんは、大型商業施設前にJR飯田線の駅をつくり商業規模の拡大を図るとしています。
また美術の市場を開設し作品を商品化する事で経済を拡大するとしています。
伊那市の長い歴史や伝統、自然や文化などの資産を活かし、観光産業や商業の振興を図っていきたいと話していました。
三石陣営では選挙期間中、市内をくまなく遊説するほか、大型店での演説を2回予定しています。

市選管の黒田委員長が談話を発表

 伊那市選挙管理委員会の黒田強委員長は選挙執行にあたり「有権者は候補者の政見、政策を見極め自覚を持って投票してもらいたい」との談話を発表しました。
14日現在18歳以上の有権者数は男性2万7,448人、女性2万8,865人、合わせて5万6,313人となっています。
伊那市長選は22日に投票が行われ即日開票されます。
また16日から21日まで市役所など市内4か所で期日前投票が行われます。



放送日:2018年4月15日(日曜日)