台風で落ちた梨 選果場で受け入れ

台風18号の影響で、上伊那地域では収穫を間近に控えていた梨が落ちる被害がありました。箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場では、落ちた梨の受け入れが、19日に行われました。

選果場には、まだ袋がかけられたままの梨が何ケースも運び込まれ、従業員が袋をむいて、中の状況を確認していました。

今回特に被害を受けたのは、上伊那地域の梨の主力品種「南水」です。
収穫を1週間後に控え、選果場では25日から受け入れを行う予定でした。

ある果樹農家は「あと少しのところで、大きく実った梨はすべて落ちてしまった。果樹農家はみんな痛手だと思う」と話していました。

JA上伊那の果樹担当者によると、今回の台風の影響で、上伊那地域の梨の1割ほどが被害にあったということです。
果樹担当の兼子敦さんは「収穫期まで本当にあと少しだった中での被害。かなりの強風の割に持ちこたえたものも多いが、それでも被害は大きい。」と話していました。

梨は、熟していて状態の良いものは「ワケあり」としてAコープや直売所で販売される予定で、それ以外のものは加工されるか、廃棄になるということです。


強風で倒木・停電も

 また、このほかにも上伊那地域では台風18号による被害が確認されています。

伊那市中央の飲食店では、トタン屋根が飛ばされる被害がありました。
関係者によりますとけが人はいなかったということです。

長野地方気象台によりますと、伊那市で18日の午前0時53分に 23.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
降り始めの16日の午後4時から18日の午前11時までの総雨量は18.5ミリでした。

また、箕輪町長岡では、倒木により電柱が折れる被害があり、18日の昼頃まで通行止めとなりました。
倒木により、伊那市・箕輪町・南箕輪村の合わせて2,200戸が一時停電となり、18日の午後1時にすべて復旧しました。

JR飯田線は、17日から18日にかけて一部の区間で運休となりました。
高速バスは通常通り運行されました。



放送日:2017年9月19日(火曜日)