ネパール農業高校教諭 日本の農業高校視察

農業教育の強化を目指すネパールの農業高校の教諭らが5日、南箕輪村の上伊那農業高校を訪れ、授業の内容を見学しました。

上伊那農業高校を訪れたのは、ネパールのヒマラヤ山麓、標高2600メートルほどに位置するコバン農業高校の校長と担当教諭2人です。
2人は、上農高校生産環境科の1年生が、稲の水分量の測定をする様子を見学しました。

ネパール視察団の受け入れは、信大農学部が、国際協力機構「JICA」と上農高校と連携して去年から行っているものです。
ネパール国内の農業高校の教育の質の向上を目指して行っています。

授業では生徒たちが、育てている水田の圃場を訪れ、生育状況の違う稲を刈り取って教室に持ち帰りました。
教室では、稲の水分量を測定し、収穫適期かどうかを調べていました。

視察した教諭らは、信大の担当助教を通じて高校生に質問しながら授業を見学していました。
ネパール・コバン農業高校のティカ・ラム・シルマ校長は「取り入れることができるものは帰ってすぐにでも取り入れていきたい」と話していました。
信州大学農学部の根元和洋助教は「ここで吸収した技術や教育を、学校の先生や生徒達に伝えてもらいたい」と話していました。

ネパール・コバン農業高校の教諭らは、9日まで伊那市内に滞在して、グリーンファームや農場を見学する予定だということです




放送日:2017年9月5日(火曜日)