上伊那の林業事業者が補助金不正受給

上伊那地域振興局 返還求める

長野県は上伊那管内の林業事業者が平成24年度に箕輪町で行った森林造成事業で不正に補助金を受け取ったとして、補助金およそ235万円の返還を9日求めました。
9日は伊那市の伊那合同庁舎で上伊那地域振興局の堀田文雄局長が記者会見を開き、補助金の取り消しと返還について説明しました。
問題となったのは、平成24年度に箕輪町で行われた9.2ヘクタールの森林の間伐とその間伐材の搬出に係る事業です。
対象区域の一部で所有者から同意が得られず整備が行えなかった部分があるにもかかわらず、全区域で整備を行ったと申請しました。
これにより林業事業者は補助金およそ235万円を受け取ったという事です。
去年の11月、この事業者から県に対し未整備の部分があり、補助金を返還したいとの申し出がありました。
上伊那地域振興局では関係者などの聞き取りや書類の調査を実施し、虚偽の申請で補助金を受け取ったことを確認し、235万円の返還を事業者に今日もとめました。
振興局によりますと、補助金は全額今日返還されたという事です。
県では林業事業者が個人事業主であることから、特定を避けるため、事業者名の公表はしませんでした。
上伊那地域振興局では、調査の体制を強化し、事業者に対しては適正な補助金申請を指導するなど再発防止を徹底するとしています。




放送日:2017年6月9日(金曜日)