| 武田 |
公共事業については。 |
| 春日 |
これまでは箱物が中心で、単にお金を落とすというところが強調されてきましたが、これからは、お金が地域内で循環することを考え、地域内にできた箱物を活用しなければ。介護、学校、クラブなど、人と人とのふれあいから生じるところに、もっとお金を傾注する必要があると思います。 |
| 有賀 |
新聞にありましたが、公共事業で5坪のトイレを造るのに予算が1780万円だという。1坪360万円のトイレ…。自分のお金だったら、絶対にしないと思いますね。公共のお金の使われ方が実に軽い。ぜひ、そのあたりを考えてほしいと思います。 |
| 武田 |
税金の使われ方については、日本人は今まであまり関心がない部分がありました。これを改めないといけないですね。最終的には、合併についてどんな決め方をしてほしいと思いますか。 |
| 春日 |
小学生や中学生の皆さんに、大人がきちんと自分の責任を示すためにも、住民投票が適切だと思います。また、議会の議決を終えるまで、住民の意思を通すチャンスがあるので、そのことを忘れてはいけないと思います。 |
| 有賀 |
村民が基礎から話し合える場を、時間が足りないとしてもぜひ、つくってもらいたいことと、議会で決めると言っても、議会は住民の代理として置かれているものですから、住民投票を躊躇(ちゅうちょ)すべきでないと思っています。 |
| 武田 |
合併に関して今、一番大切と思うことは。 |
| 有賀 |
「自分たちのことは自分たちで決めよう」ということ。昨年、合併懇話会でやらせていただいたことは、村としても大きな実績になっていると思います。それを生かして、それに続くように、これからの仕事もやっていただきたいと思っています。 |
| 春日 |
「自治体はスゴロクの目ではない」ということです。上伊那北部で言うと(枠組みを)6だとか、4だとか、数合わせのような気がしています。何のために合併が必要か、必要でないのか、皆で考えなければいけないと思っています。 |
| 竹村 |
「愛着が知恵を」ということ。すでに自立に向けて動いている町があります。その動きを見ていると、自分たちの地域に、ものすごく愛着を持っていると感じます。いろんな層の人が、それぞれの場所でがんばっている―ということも伝わってきます。新年度の予算にも反映されて、ユニークな知恵と工夫があります。いずれにしても、自分のところに愛着を持てば、知恵で社会は動いていくと思います。 |
| 武田 |
合併は我々の問題。あなたの問題でもあるし、私の問題でもある―ということですね。 |