| 武田 |
家を建てた誕生日も把握しているそうですね。 |
| 松田 |
パソコンで自動的に出てきますので『住まいの誕生日』として、お花を届けさせていただいています。 |
| 武田 |
こちらでは、親が家を建てて、そのお子さんがまた信州ハウジングで建てる―というケースが多いと聞きましたが。 |
| 松田 |
そうですね。最初に建てられた方から数えると20年ほどたちますが、息子さん、娘さんが建てられるということがあって、ありがたく思います。 |
| 武田 |
口コミによる注文は多いですか。 |
| 松田 |
展示場も持っていますが、6割以上が紹介のお客様でやらせていただいています。 |
| 武田 |
結局は一軒、一軒を誠実につくってそのアフターサービスをしっかりやると、自然に口コミで広がっていくものなんですね。 |
| 松田 |
本当にありがたいです。 |
| 武田 |
最近、地震のニュースが多かったり、この地方でも心配があるという話を聞きます。地震という面ではいかがですか。 |
| 松田 |
もともと木造住宅は地震に弱いということがありましたが、信州ハウジングで扱っている『イノス』という商品に関しては、阪神淡路大震災レベルの地震がきても大丈夫という金物を使い、基礎もそういった対応をしています。丈夫な家になりました。 |
| 武田 |
使う材料が普通のものと違うということですか。 |
| 松田 |
PFウッドという、含水率15%以下のかなり丈夫な材を使い、それ以上に金物との接合も工夫されています。また、金物は、普通の在来住宅の3倍以上使われていますので、かなり丈夫です。東海地震などもありますので、要望は多いですね。 |
| 武田 |
信州ハウジングを設立した当初の目標というのは。 |
| 松田 |
とにかく、この地域でナンバー1になることを考えました。 |
| 武田 |
その当時、20年ほど前というのは、木造ということは今ほど強調されていなかったと記憶していますが。比較的早く建てられる家がもてはやされたような…。 |
| 松田 |
そうですね。ハウスメーカーなどから工期短縮というものが出てきた時でしたから大変でしたね。 |
| 武田 |
また、環境ということにも注目が集まるようになりました。 |
| 松田 |
そうですね。家というのは家族の健康ということがあります。そういう意味ではハウスメーカーよりは小回りがきくので、割と早い時期に資材を変更でき、うまく自然素材の方向にいけたと思っています。 |
| 武田 |
これからの目標は―。 |
| 松田 |
基本的に量を増やさない、売上げを求めないということですね。私どもは公共事業は一切やりませんので、とにかくまじめに、量を追わないで質を求めていきたい。それがまた、お客様の要望するところかなと思っていますので。 |
| 武田 |
公共事業をやらないというのは―。 |
| 松田 |
どうしても公共事業をやると、売上げというのが一つのポイントになってきます。売上げを求めたらいけない、という思いがありましたので。 |
| 武田 |
今もたくさんの住宅受注が―。 |
| 松田 |
そうですね。今が一番多いかもしれません。仕掛かり受注で50棟ぐらいありますので…。 |
| 武田 |
その一番の秘けつは何だと思いますか。 |
| 松田 |
少なくとも、私どもにとって目に見えるお客様は、今までに建ててくださったお客様。その方をいかに守っていくか、フォローしていくか、というのが私どもの仕事だと思うので。そこがポイントだと思っています。 |
| 武田 |
従業員にいつも言っていることは。 |
| 松田 |
自分が家を建てる時に、こういうことをされたら嫌だなということがありますね。土木でも大工でも営業でも―。それをお客様に対して絶対にしないということだと思います。 |