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駒ケ根市中沢小学校内に開室した県伊那養護学校の分教室 「はなももの里」 [伊那毎日新聞]
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(2008/4/18)
今月8日、駒ヶ根市の中沢小学校の校舎内に開室した県伊那養護学校の分教室「はなももの里」。現在は駒ケ根市内に住む小学1年から4年までの児童6人が通い、養護学校のカリキュラムに沿って学んでいる。
「りこちゃんいる?」
教室を開放する休み時間には、中沢小学校の児童が分教室の児童のもとへ遊びにくる。
「まだ始まったばかりですが、中沢小の子どもたちは『こうだい君いる?』『この子はトランポリンが得意なんだよね』ってよく声をかけてくます。今後は、いろいろな形で交流していければ」と、分室長の稲垣高幸さん。
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分教室の設置は特別支援教育の地域化を目的とする県事業の一環。また、伊那養護学校へ子どもを通わせている保護者らの要望でスタートした。
地元に友だちがいて、子どもたちを支えてくれる地域の中で生活していけたら―。
子どもの将来を考える保護者には、共通する思いがあった。
「分教室の開室には、保護者の方たちの『自分たちの子どもを地域の子どもたち理解してほしい』という強い思いがありました。そのエネルギーがあったからこそ、分教室を開くことができたのだと思います」と振り返る。
◇ ◇
分教室は養護学校と違い、地域の学校で生活するため、地元の人と関わる機会も増える。金曜の午前中に位置付けている「はなももの時間」は、こうした地域との関わりを学ぶため、校外学習を中心とした活動を展開する予定だ。
公共機関を使って移動したり、地域に出かけ、地元の人と関わったり、他の小学校を訪問したり―。さまざまな人と接する中で、多くの人に子どもたちのことを知ってもらうとともに、分教室の児童には地域社会のルール、人との関わり方などを学んでもらう。
「分教室には養護学校にはないいろんな刺激がある。無理のない課題を投げかける中で、子どもの潜在的な能力を伸ばしてあげられれば」と、期待を込める。
また今後は、分教室の情報を発信するとともに一般の教育相談にも応じ、地域の人たちに理解を深めてもらえるよう、努めていきたいと考えている。
稲垣さんは言う。
「将来的には分教室の目指している考え方が広がり、ほかの市町村でも障害のある子も一緒に教育が受けられる環境が備わっていけば」
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