経済・産業
介護用口腔洗浄器商品化へ [伊那毎日新聞]
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(2008/3/1)
介護が必要なお年寄りや病人の歯磨き、口すすぎを在宅で手軽に行える小型軽量の口腔洗浄器を共同で開発してきた県看護大看護国際研究センターの看護実践改革・学外機関交流推進研究部門(部門長・北山秋雄健康保健学教授)と、高森町の医療用精密機器部品製造の大島山機器(後沢久人社長)は29日、商品化のめどがついたとして製品の詳細を発表した。
商品名は「スッキリーノ」。チューブを通じてポンプで水を送り出しながら電動歯ブラシで歯を磨けるほか、口腔内の水を吸い出せる。幅、奥行きとも23センチ、高さ18センチで質量は1キロと軽量な上、価格は3万9800円と他社の類似製品の半額以下に押さえた。
開発のきっかけは十数年前。後沢社長が寝たきりの母の介護に当たっていた時にひどい口臭が気になり「寝たままでも口の中を洗える器具を作ろう」と思い立ったことによる。軽量化で一番苦労したのはポンプの選定。良い製品を求めて各方面を捜し歩いたという。北山教授とは5年前に知り合い、共同で改良に取り組んできた。看護大の学生や駒ケ根市内の病院での臨床実験を経て大幅な改良の成功にこぎつけた。現在特許を申請中。
後沢社長は、当面は受注生産で対応していくが、関係方面に利点をアピールして受注を伸ばし、将来的にはもっと安価で販売できるようにしたい―としている。
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